エリオット・スミスの愛聴盤

愛聴盤

本記事では、米国のシンガーソングライター、エリオット・スミスが選ぶ「24枚のアルバム」を紹介します。

名前Elliott Smith
出身アメリカ合衆国
(ロサンゼルス)
出生1969年 – 2003年
ジャンルインディーロック
バンドHeatmiser
(ボーカル/ギター)
代表作Either/Or(1997年)
alexis. 2005. elliott smith’s last show in nyc

なお、他のミュージシャンルーツ人生を変えた一枚思い出の作品などについても、こちらからご覧いただけます。

エリオット・スミスの愛聴盤24枚

  1. The Beatles (The Beatles)
    ・発売年: 1968年
    ・ジャンル: ロック

YouTube】【Spotify】【Apple Music
白いジャケットから『ホワイトアルバム』とも称される2枚組30曲。統一感よりもメンバーそれぞれの個性が強く出たカラフルで尖ったものに

  1. Imagine (John Lennon)
    ・発売年: 1971年
    ・ジャンル: ロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
最大のヒット作となった2作目。表題曲で愛と平和を呼びかける一方、別の曲でポールを辛辣に非難するなど、ジョンの繊細で過激な二面性が出た一枚
  1. Marquee Moon (Television)
    ・発売年: 1977年
    ・ジャンル: ロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
その文学的で退廃的な作風で「NYパンク」を代表するバンドのデビュー作。神経質なボーカルに2本のギターが絡み合うスリリングなサウンドが特徴
  1. The Marble Index (Nico)
    ・発売年: 1968年
    ・ジャンル: アヴァンフォーク
YouTube】【Spotify】【Apple Music
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドで知られるニコのソロ2作目。共同制作者のジョン・ケイルの影響で、前衛的で呪術的なサウンドとなってる
  1. High Voltage (AC/DC)
    ・発売年: 1976年
    ・ジャンル: ハードロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
母国オーストラリア限定に出した初期2枚のアルバムから選曲した、英米向けメジャーデビュー盤。AC/DCの原点がここにある
  1. The Freewheelin’ Bob Dylan (Bob Dylan)
    ・発売年: 1963年
    ・ジャンル: フォーク
YouTube】【Spotify】【Apple Music
全英一位に輝き、出世作となった2作目。「Blowin' in the Wind」などのプロテストソングで「フォークの貴公子」として注目されるように
  1. Like Flies on Sherbert (Alex Chilton)
    ・発売年: 1979年
    ・ジャンル: ガレージロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
バンド「ビッグスター」のボーカルのソロ1作目。カントリーやロカビリーのカバーを収録した本作は、その破滅的な音作りで賛否両論を呼んだ
  1. I Second That Emotion (Single) (Smokey Robinson and the Miracles)
    ・発売年: 1967年
    ・ジャンル: ソウル
YouTube】【Spotify】【Apple Music
モータウンの人気グループによるヒット曲。同じくモータウンのダイアナ・ロスとシュープリームス、テンプテーションズの共演のヒット曲ともなった
  1. Alive II (Kiss)
    ・発売年: 1977年
    ・ジャンル: ハードロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
1975年のライヴ盤『ALIVE!』の続編に位置する本作では、前作に収録していた曲が意図的に外され、代わりにスタジオ録音の新曲を5曲収録している
  1. Combat Rock (The Clash)
    ・発売年: 1982年
    ・ジャンル: ニューウェイヴ
YouTube】【Spotify】【Apple Music
2枚組や3枚組など大作が続いた後に出した、12曲40分の5作目。ファンクやレゲエを収めた本作は、中心メンバーによる最後の作品となった
  1. Pink Moon (Nick Drake)
    発売年: 1972年
    ジャンル: SSW
YouTube】【Spotify】【Apple Music
アレンジを加えずに自身の歌とギターとピアノだけで制作した、アコースティックな3作目。本作を最後に26歳で亡くなった為、遺作となった
  1. Innervisions (Stevie Wonder)
    ・発売年: 1973年
    ・ジャンル: ソウル
YouTube】【Spotify】【Apple Music
「黄金時代3部作」の2作目。政治的/社会的な歌詞とともに楽器にシンセサイザーを取り入れ、グラミーの最優秀アルバムを受賞した
  1. #1 Record / Radio City (Big Star)
    ・発売年: 1992年
    ・ジャンル: パワーポップ
YouTube】【Spotify】【Apple Music
「パワー・ポップ」の開祖として後世まで大きな影響を与え、解散までに3枚のアルバムを出したバンドの1作目と2作目をカップリングした作品
  1. My Generation (The Who)
    ・発売年: 1965年
    ・ジャンル: ロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
デビューアルバムにして、表題曲はモッズ(当時のイギリスの若者たちの間で流行ったカウンターカルチャー)のアンセムとなった
  1. A Quick One (The Who)
    ・発売年: 1966年
    ・ジャンル: ロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
メンバーそれぞれの自作曲を収録した2作目。短い曲を中心に、ピート・タウンゼンドによる表題曲はその後の「ロック・オペラ」を予見させた
  1. Rubber Soul (The Beatles)
    発売年: 1965年
    ジャンル: ロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
来たるサイケ時代を予見するようなジャケとともに、それまでのアイドルのようなイメージを打ち破る意欲的な作品。本作から「ビートルズ中期」とも
  1. Revolver (The Beatles)
    ・発売年: 1966年 
    ・ジャンル: ロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
実験色を強め、バンドがサイケデリック方面に向かい始めた7作目。その革新的なサウンドから、コンサートでは再現不可能とも
  1. Eternally Yours (The Saints)
    ・発売年: 1978年
    ・ジャンル: パンクロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
1973年の結成から2022年のボーカルの死去まで活動し続けたオーストリアのパンクバンドの2作目。音楽性を広げた本作は「最高傑作」との声も
  1. Exile On Main Street (The Rolling Stones)
    ・発売年: 1972年
    ・ジャンル: ロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
バンド初の2枚組アルバム。そのラフさから当初は「散漫な内容」と批判を受けたが、時を経るごとに「最高傑作」としての評価を確立した

  1. Magical Mystery Tour (The Beatles)
    ・発売年: 1967年
    ・ジャンル: サントラ/ロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
同名映画のサントラのA面、シングル曲集のB面からなるアメリカの編集盤で、後に公式アルバムとなった。サイケ色が強い内容となってる
  1. Loveless (My Bloody Valentine)
    ・発売年: 1991年
    ・ジャンル: シューゲイザー
YouTube】【Spotify】【Apple Music
アイルランドの男女4人組バンドの2作目。多額の資金を費やした本作は、その儚く轟音のフィードバックノイズで「シューゲイザー」の金字塔となった
  1. Blood on the Tracks (Bob Dylan)
    発売年: 1975年 
    ジャンル: フォークロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
これまでロック色を強めたのを一転、アコースティックによるシンプルなフォークに。その統一感と曲の質の高さとから、最高傑作の一つとされている
  1. Crooked Rain, Crooked Rain (Pavement)
    ・発売年: 1994年
    ・ジャンル: インディーロック
YouTube】【Spotify】【Apple Music
米国のバンドの2作目。大衆的なロックに背を向け、そのメロディアスかつ脱力感のある歌と演奏で、インディーズシーンでカルト的な人気を誇った
  1. Songs in the Key of Life (Stevie Wonder)
    発売年: 1976年
    ジャンル: ソウル
YouTube】【Spotify】【Apple Music
2年間で書き溜めたおよそ1000曲から厳選した21曲からなる2枚組。キャリアの中で最も売れた本作は、「最高傑作」との声も名高い

参考文献】FAR OUT(2015年6月)
https://faroutmagazine.co.uk/elliott-smith-favourite-albums-of-all-time/
参考文献】Reddit(2023年1月)
https://www.reddit.com/r/elliottsmith/comments/10v4srh/elliotts_favorite_albums_in_late_2000/

愛聴盤のプレイリスト

エリオット・スミスの「愛聴盤」から3曲ずつ入れたプレイリストとなっています。

エリオット・スミスのお気に入りの曲

ここでは、エリオット・スミスの「お気に入りの曲」をプレイリストとともに紹介します。

エリオット・スミス
お気に入りの曲

  1. Cathy’s Clown (The Everly Brothers)
  2. I’m In Love With A Girl (Big Star)
  3. What Is Life (George Harrison)
  4. I’ve Got Something On My Mind (The Left Banke)
  5. Up The Junction (Squeeze)
  6. I’m Only Sleeping (The Beatles)
  7. Care Of Cell 44 (The Zombies)
  8. Tangled up in Blue (Bob Dylan)
  9. Whiskey River (Willie Nelson)
  10. Rocks Off (The Rolling Stones)
  11. I Don’t Know Why (Stevie Wonder)
  12. Trouble (Yusuf / Cat Stevens)
  13. I Got Kinda Lost (Chris Bell)
  14. Gimme Some Truth (John Lennon)
  15. (Don’t Fear) The Reaper (Blue Öyster Cult)
  16. Waterloo Sunset (The Kinks)
  17. Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey (The Beatles)
  18. On Some Faraway Beach (Brian Eno)
  19. Still The Same (Bob Seger)
  20. So Sad (George Harrison)
  21. Wedding Bells (Hank Williams)
  22. 1941 (Harry Nilsson)
  23. Satellite of Love (Lou Reed)
  24. Oh My Love (John Lennon)
  25. Set Me Free (The Kinks)
  26. Shadows Breaking Over My Head (The Left Banke)
  27. Dead Flowers (The Rolling Stones)
  28. Who Loves the Sun (The Velvet Underground)
  29. Death of a Clown (The Kinks)
  30. Baby Blue (Badfinger)
  31. Outdoor Miner (Wire)
  32. Shake Some Action (Flamin’ Groovies)
  33. Thirteen (Big Star)
  34. I Want You (She’s So Heavy) (The Beatles)
  35. Sunny Afternoon (The Kinks)
  36. Most Likely You Go Your Way (And I’ll Go Mine) (Bob Dylan)
  37. Big Bird (Eddie Floyd)
  38. I Dig Love (George Harrison)
  39. Torn And Frayed (The Rolling Stones)
  40. This Will Be Our Year (The Zombies)
  41. When I Paint My Masterpiece (The Band)
  42. Walk On By (Dionne Warwick)
  43. Rock ‘n’ Roll Suicide (David Bowie)
  44. Against All Odds (Take a Look at Me Now) (Phil Collins)
  45. Running Scared (Roy Orbison)
  46. Blue (Joni Mitchell)
  47. The Most Beautiful Girl (Charlie Rich)
  48. Close to You (The Carpenters)
  49. No Reply (The Beatles)
  50. Goodbye Yellow Brick Road (Elton John)
  51. Ordinary World (Duran Duran)
  52. Broon’s Bane (Rush)
  53. Carry on Wayward Son (Kansas)
  54. Closer to the Heart (Rush)
  55. Cry Baby Cry (The Beatles)
  56. Same Auld Lang Syne (Dan Fogelberg)
  57. Walk Away Renee (The Left Banke)
  58. Long, Long, Long (The Beatles)
  59. Concrete Jungle (Bob Marley)
  60. Say It Ain’t So (Weezer)
  61. A White Sport Coat and a Pink Carnation (Marty Robbins)

お気に入りの曲のプレイリスト

参考文献】Reddit(2023年4月)(1-41)
https://www.reddit.com/r/elliottsmith/comments/12recl6/playlist_of_songs_elliott_loved/
参考文献】William Todd Schultz(2016年4月)(42-61)
https://williamtoddschultz.wordpress.com/2016/04/17/elliott-smith-desert-island-discs/

終わりに

もし本記事について、何か「修正点」や「追加すべき情報」などございましたら、コメント欄で教えて頂けますと幸いです。

他のアーティストは
こちらからご覧頂けます

コメント

タイトルとURLをコピーしました