「ソニックユース」メンバーの愛聴盤

愛聴盤

本記事では、米国のオルタナバンド「Sonic Youth」のメンバーたちがそれぞれ選ぶ「79枚のアルバム」を紹介します。

名前Sonic Youth
出身アメリカ合衆国
(ニューヨーク)
出生1981年 – 2011年
ジャンルオルタナティヴ
メンバーThurston Moore(ボーカル/ギター)
Kim Gordon(ボーカル/ベース/ギター)
Lee Ranaldo(ボーカル/ギター)
Steve Shelley(ドラム)
Mark Ibold(ベース)
代表作Daydream Nation(1988年)

なお、他のミュージシャンルーツ人生を変えた一枚思い出の作品などについても、こちらからご覧いただけます。

サーストン・ムーアの愛聴盤 33枚

  1. Horses (Patti Smith)
    ・発売年: 1975年
    ・ジャンル: パンクロック
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画家や音楽家、ロック評論家などと交流する中でバンドを結成して作った一作目。その文学的でエキセントリックな作風で、NYパンクを代表する作品に
  1. Crown of Creation (Jefferson Airplane)
    ・発売年: 1968年
    ・ジャンル: ロック
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60年代のサイケデリック文化を代表するバンドの4作目。広島の原爆だというジャケや、インスト曲「忠臣蔵」など、東洋への関心が伺える一枚
  1. Kimono My House (Sparks)
    ・発売年: 1974年
    ・ジャンル: グラムロック
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弟のラッセルが全てファルセットで歌い、兄のロンが無表情でピアノを弾き続ける、メイル兄弟によるポップでエキセントリックな一枚
  1. Ramones (Ramones)
    ・発売年: 1976年
    ・ジャンル: パンクロック
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そのプリミティブなサウンドから当時のテクニック偏重のシーンに衝撃を与え、パンクロックムーブメントに火をつけたデビューアルバム
  1. Raw Power (Iggy & The Stooges)
    ・発売年: 1973年
    ・ジャンル: ハードロック
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邦題の『淫力魔人』が示す通り、衝動的で攻撃性に満ちた3作目。本作がパンクの原型になったとも
  1. No New York (Various Artists)
    ・発売年: 1978年
    ・ジャンル: ノーウェイヴ
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NYにいたブライアン・イーノがフェスで気に入った4つのバンドをアルバムに収録、前衛的な音楽ムーブメント「ノー・ウェイヴ」を生み出した
  1. Damaged (Black Flag)
    ・発売年: 1981年
    ・ジャンル: ハードコアパンク
    ※キム・ゴードンも選盤
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カリフォルニア州のバンドのデビューアルバムにして、ハードコアパンクの最重要作。パンクに当時は仮想敵だったヘヴィメタルの要素を取り入れた
  1. Cut (The Slits)
    ・発売年: 1979年
    ・ジャンル: ポストパンク
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裸のジャケが強烈なガールズバンドの1作目。パンクやレゲエを組み合わせた個性的なサウンドとともに、90年代のライオットガールの先駆けとなった
  1. Here Come the Warm Jets (Brian Eno)
    ・発売年: 1974年
    ・ジャンル: アートロック
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「ロキシーミュージック」脱退後、フェリー以外のメンバーが全員参加して出したソロ1作目。ポップでエキセントリックな音楽を聴かせてくれる
  1. Universal Consciousness (Alice Coltrane)
    ・発売年: 1971年
    ・ジャンル: フリージャズ
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1967年に亡くなったジョン・コルトレーンの妻のソロ5作目。インド帰りの影響で、オルガンによるサイケデリックなフリージャズとなっている
  1. Y (The Pop Group)
    ・発売年: 1979年
    ・ジャンル: ポストパンク
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パンクの精神を持ちながらも、ダブやファンクなど様々な音楽を混ぜ合わせた英国バンドの1作目。その先鋭性から「ポストパンク」の先駆者となった
  1. Tudor Lodge (Tudor Lodge)
    ・発売年: 1971年
    ・ジャンル: フォークロック
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男女混声の英国フォークバンドの1作目。商業的には振るわず、次作も26年後となるが、牧歌的な美しさからカルト的な人気を誇るようになった
  1. Metal Box (Public Image Ltd)
    ・発売年: 1979年
    ・ジャンル: ポストパンク

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元セックス・ピストルズのロットン率いるバンドの2作目。元々は缶入りの限定仕様だったが、曲順を入れ替えて『Second Edition』として再発した

  1. Radio (LL Cool J)
    ・発売年: 1985年
    ・ジャンル: HIp-Hop
    ※キム・ゴードンも選盤
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俳優としても活躍するラッパーの1作目。リック・ルービンによるハードなビートで、商業的/批評的に成功した最初のHip-Hopアルバムの一つとなった
  1. Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols (Sex Pistols)
    ・発売年: 1977年
    ・ジャンル: パンクロック
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バンド唯一のオリジナルアルバムにして、この一枚で全英にパンクムーブメントを巻き起こした
  1. Marquee Moon (Television)
    ・発売年: 1977年
    ・ジャンル: ロック
    ※スティーヴ・シェリーも選盤

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その文学的で退廃的な作風で「NYパンク」を代表するバンドのデビュー作。神経質なボーカルに2本のギターが絡み合うスリリングなサウンドが特徴

  1. Man Ah Warrior (Tapper Zukie)
    ・発売年: 1973年
    ・ジャンル: ルーツレゲエ
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キングストンの名ディージェイ/プロデューサーの1作目。硬派なスタイルで英国で人気となり、パティ・スミスやジョン・ライドンにも愛された
  1. You’re Living All Over Me (Dinosaur Jr)
    ・発売年: 1987年
    ・ジャンル: オルタナティヴ
    ※キム・ゴードンも選盤
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バンド名を「ダイナソー」から改名する時期に出した2作目。よりメロディアスになり、焦燥感に溢れる轟音ギターはシューゲイザーにも影響を与えた
  1. A Seat at the Table (Solange)
    ・発売年: 2016年
    ・ジャンル: ネオソウル
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ビヨンセの妹が現代ソウルの名プロデューサー、ラファエル・サーディクと作り上げた3作目。高く評価され、姉とともに世界的なアーティストとなった
  1. A Love Supreme (John Coltrane)
    発売年: 1961年 
    ジャンル: モダンジャズ
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サクソフォーン奏者のジョン・コルトレーンが神に捧げたという全4パート構成の組曲。本作で一つの境地に達し、その後フリージャズに挑戦することに
  1. Strange Strings (Sun Ra and His Astro Infinity Arkestra)
    ・発売年: 1967年
    ・ジャンル: フリージャズ
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骨董品店や音楽店でウクレレや琴やマンドリンなど様々な弦楽器を買い揃え、弾き方を全く知らないメンバーたちに渡して演奏させたという怪作
  1. Fun House (The Stooges)
    ・発売年: 1970年
    ・ジャンル: ハードロック
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サックス奏者を新たに迎え、前作よりも暴力性を増した2作目。商業的には成功しなかったが、カルト的な人気を獲得し、パンクの先駆けとなった
  1. White Light/White Heat (The Velvet Underground)
    ・発売年: 1968年
    ・ジャンル: アートロック
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アンディー・ウォーホルと決別後に出した2作目。17分を超える楽曲など、現代音楽に造詣が深いジョン・ケイルの色が強く出た実験的で過激な作品
  1. Blank Generation (Richard Hell & The Voidoids)
    ・発売年: 1977年
    ・ジャンル: パンクロック
    ※リー・ラナルドも選盤
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NYパンクの最重要人物がバンドを結成して出した1作目。ぶっきらぼうな歌い方が特徴で、ファッションスタイルはセックス・ピストルズにも持ち込まれた
  1. Radio Ethiopia (Patti Smith Group)
    ・発売年: 1976年
    ・ジャンル: アートロック
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エアロスミスを手掛けるジャック・ダグラスを招いたことで音に厚みが増し、ロック色が強まった2作目。表題曲はその前衛性で賛否両論になった
  1. Bug (Dinosaur Jr)
    ・発売年: 1988年
    ・ジャンル: オルタナティヴ
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ベースのルウ・バーロウがこの後脱退する3作目。バンド仲が険悪な時期だったことでJは嫌ってるが、ポップとハードの両立でファン人気が高い一枚
  1. It Takes A Nation of Millions to Hold Us Back (Public Enemy)
    ・発売年: 1988年
    ・ジャンル: Hip-Hop
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攻撃的なサウンドに乗せて強烈な政治的なメッセージを打ち出す姿勢が当時のシーンに大きな影響を与えた、ヒップホップ史上最も重要なアルバムの一つ
  1. Impressions (John Coltrane)
    ・発売年: 1963年
    ・ジャンル: ジャズ
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落ち着いたスタジオ録音と白熱のライブ録音(ヴィレッジ・ヴァンガード)の両方を収めた作品。特に14分にも及ぶ表題曲は名演として名高い
  1. Ege Bamyasi (Can)
    ・発売年: 1972年
    ・ジャンル: クラウトロック
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日本人ボーカルのダモ・鈴木を擁するクラウトロック(ドイツの前衛的なロック)集団の4作目。キャリアでも特にポップで、「Spoon」が大ヒットした
  1. Bleach (Nirvana)
    ・発売年: 1989年
    ・ジャンル: グランジ
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インディーレーベル「サブポップ」と契約して出した1作目。大ヒットを果たす次作と比べ、まだ荒削りながらもダークで生々しい魅力が詰まっている
  1. Killer (Alice Cooper)
    ・発売年: 1971年
    ・ジャンル: ロック
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ジョンライドンは本作を「セックスピストルズに最も大きなインスピレーションを与えた、歴史上最も偉大なロックンロールアルバム」と評してる
  1. Loveless (My Bloody Valentine)
    ・発売年: 1991年
    ・ジャンル: シューゲイザー
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アイルランドの男女4人組バンドの2作目。多額の資金を費やした本作は、その儚く轟音のフィードバックノイズで「シューゲイザー」の金字塔となった
  1. Buy (The Contortions)
    ・発売年: 1979年
    ・ジャンル: ノーウェイヴ
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サックス奏者のジェイムズ・チャンス率いるバンドの1作目。フリーキーなボーカルや演奏で、ノーウェイヴのコンピ盤『No New York』にも参加した

キム・ゴードンの愛聴盤 9枚

  1. The Golden Years (Billie Holiday)
    ・発売年: 1962年
    ・ジャンル: ジャズボーカル
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ビリーの早すぎる死から3年後、三枚組48曲(後に4曲追加)からなるベスト盤。1933年に録音された最初期の歌声も収められている
  1. (GI) (Germs)
    ・発売年: 1979年
    ・ジャンル: ハードコアパンク

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高校を退学したクラスメイトたちが結成したバンドの唯一のアルバム。翌年にボーカルの自殺で活動を終えたが、多くのアーティストに影響を与えた

  1. Royal Trux (Royal Trux)
    ・発売年: 1988年
    ・ジャンル: ノイズロック
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ワシントンDCのバンド「プッシー・ガロア」に所属するニール・ハガティが恋人のジェニファー・ヘレマとともにバンドを結成して出した1作目
  1. Nancy & Lee (Nancy Sinatra & Lee Hazlewood)
    発売年: 1968年 
    ジャンル: ポップ
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フランク・シナトラの長女であるナンシーと、彼女の曲を手掛けるカントリー歌手のリー・ヘイズルウッドによるデュエットアルバム
  1. Exile On Main Street (The Rolling Stones)
    ・発売年: 1972年
    ・ジャンル: ロック
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バンド初の2枚組アルバム。そのラフさから当初は「散漫な内容」と批判を受けたが、時を経るごとに最高傑作としての評価を確立した
  1. Greatest Hits (The Shangri-Las)
    ・発売年: 1987年
    ・ジャンル: ポップ
高校に通う2組の双子姉妹で結成したガールズグループのベスト盤。不良イメージを打ち出し、1960年代前半に米国で数々のヒット曲を送り出した
  1. Da Capo (Love)
    ・発売年: 1966年
    ・ジャンル: サイケデリック
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60年代のLAサイケシーンに連なるバンドの2作目。中でも19分近くのジャムセッションでB面を丸々使った「Revelation」が異彩を放っている
  1. Live in Japan (Carpenters)
    ・発売年: 1975年
    ・ジャンル: ポップ
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日本でカーペンターズの人気が頂点に達していた時の大阪公演を収めたライブ盤。「シング」では少年少女合唱団とともにカレンが日本語で歌っている
  1. Funkadelic (Funkadelic)
    ・発売年: 1970年
    ・ジャンル: ファンク

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ジョージ・クリントンがパーラメントと並行して結成したバンドの1作目。ファンクとサイケデリックが融合したサウンド(=ファンカデリック)が特徴

リー・ラナルドの愛聴盤 26枚

  1. Blind Joe Death (John Fahey)
    ・発売年: 1959年
    ・ジャンル: ブルース
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古きアメリカ音楽に影響を受けながらも新しい音楽を生み出し、数々のアーティストに影響を与えたギタリストによる1作目にして、幻の自主制作盤
  1. The Ascension (Glenn Branca)
    ・発売年: 1981年
    ・ジャンル: ノーウェイヴ
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スワンズやソニックユースにも影響を与えた前衛ギタリストの2作目。4人のギタリストが、倍音を響かせるためにひたすら同じコードをかき鳴らす
  1. Kollaps (Einstürzende Neubauten)
    発売年: 1981年 
    ジャンル: インダストリアル
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ドイツの実験的な音楽バンドの1作目。建築現場から持ち出した削岩機や電動ドリルなどあらゆるものを楽器に見立てて演奏、そのサウンドは暴力的だ
  1. Colour Green (Sibylle Baier)
    ・発売年: 2006年
    ・ジャンル: アシッドフォーク
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映画『都会のアリス』などに出演していたドイツ人女優が1970年代に自宅で録音した音源を息子がCD化。アコギによる弾き語りとなっている
  1. Ladies of the Canyon (Joni Mitchell)
    ・発売年: 1970年
    ・ジャンル: フォークロック
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ボーカルとピアノとギターによる弾き語りを中心とした3作目。アルバム終盤に収録の「Woodstock」や「The Circle Game」は代表曲となった
  1. Songs of Love and Hate (Leonard Cohen)
    ・発売年: 1971年
    ・ジャンル: SSW
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7人編成のバンドで精力的にライブ活動をしていた時期に出した3作目。アルバム名の「愛と憎しみ」をテーマにコーエンが歌う
  1. Dancing in Your Head (Ornette Coleman)
    ・発売年: 1977年
    ・ジャンル: フリージャズ
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「フリージャズの開祖」とも呼ばれるサックス奏者による、ファンキーで狂騒的な2曲と、モロッコで現地ミュージシャンと演奏した3曲目を収録
  1. Anthem of the Sun (The Grateful Dead)
    ・発売年: 1968年
    ・ジャンル: サイケデリック
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サンフランシスコのバンドの2作目。スタジオ録音とライブ録音のテープを繋ぎ合わせるコラージュ編集で作られたという実験色の強い作品
  1. Meet the Beatles! (The Beatles)
    ・発売年: 1964年
    ・ジャンル: ロックンロール

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米国で発売されたビートルズの2作目。この米国盤は英国盤の『With The Beatles』からの選曲が中心で、記録的な大ヒットとなった

  1. Talking Heads: 77 (Talking Heads)
    ・発売年: 1977年
    ・ジャンル: ニューウェイヴ
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NYのアートスクールの学生たちを中心に結成したバンドの1作目。デヴィッド・バーンの神経質なボーカルとひねくれたポップセンスが持ち味となる
  1. This Year’s Model (Elvis Costello)
    ・発売年: 1978年
    ・ジャンル: ニューウェイヴ
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バックバンドとして結成された「ジ・アトラクションズ」と初の共演となった2作目。パンキッシュで性急なビートにキーボードが彩りを添える
  1. Slanted and Enchanted (Pavement)
    ・発売年: 1992年
    ・ジャンル: インディーロック
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米国バンドの1作目。スカスカでよれた演奏/ボーカルにチープな録音、そこに上質のメロディーが乗ることで「ローファイ」というジャンルを確立した
  1. The 25-Year Retrospective Concert of the Music of John Cage (John Cage)
    ・発売年: 1959年
    ・ジャンル: 現代音楽
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現代音楽界の巨人、ジョン・ケージの活動25周年を記念し、ケージ自身も演奏に参加したNYでのコンサート(1958年)を収録したアルバム
  1. Another Side of Bob Dylan (Bob Dylan)
    ・発売年: 1964年
    ・ジャンル: フォーク
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アコギとハーモニカによる弾き語りの4作目。ラブソングを歌うなど、それまでのプロテストシンガーからの脱却とロックへ移行する分岐点となった
  1. Anal by Anal (Single) (ボアダムス)
    ・発売年: 1986年
    ・ジャンル: ノイズロック
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国内外のアンダーグラウンドシーンで活躍する大阪のバンドによる3曲入りの1stシングル。結成当初のメンバーである山塚アイと田畑満が参加
  1. Hunky Dory (David Bowie)
    発売年: 1971年
    ジャンル: ロック
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同年に訪れたNYで刺激を受け、制作した5作目。ストリングスやピアノを多用したドラマチックな内容で、ここからボウイの快進撃が始まる
  1. Live/Dead (The Grateful Dead)
    ・発売年: 1969年
    ・ジャンル: サイケデリック
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ジェリー・ガルシア率いるバンドの4作目にして、最初のライブ盤。A面を丸々使った1曲目など、即興演奏でライブバンドとしての実力を発揮した
  1. Song to a Seagull (Joni Mitchell)
    発売年: 1968年
    ジャンル: フォーク
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すでに作曲家として活躍しながら、デヴィッド・クロスビーのもとで作った1作目。A面が「町へやってきた」、B面が「町を出て海辺へ」という構成
  1. Life of Crime (Laughing Hyenas)
    ・発売年: 1990年
    ・ジャンル: ガレージロック
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ハードコアパンクバンド「ネガティヴ・アプローチ」の元ボーカルのジョン・ブラノンが結成したバンドの2作目。ブルージーなロックを聴かせてくれる
  1. 6- & 12-String Guitar (Leo Kottke)
    ・発売年: 1969年
    ・ジャンル: インスト
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フィンガーピッキングで知られるギタリストの2作目にして代表作。アルバム名通り、6弦と12弦のアコギによる演奏をそれぞれ収めたインスト盤
  1. Madonna (Madonna)
    ・発売年: 1983年
    ・ジャンル: ダンスポップ
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「クイーン・オブ・ポップ」のデビューアルバム。「Everyday」などのシングルがヒットし、アルバムも全世界で1000万枚を売り上げた
  1. The Freed Man (Sebadoh)
    ・発売年: 1989年
    ・ジャンル: インディーロック
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「ダイナソーJr.」のベーシストだったルー・バーロウがリック・ガフニーを誘って結成したバンドの1作目。宅録による「ローファイ」サウンドが特徴
  1. Worldbroken (Saccharine Trust)
    ・発売年: 1985年
    ・ジャンル: ポストハードコア
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カリフォルニア州のポストハードコアバンドによるライブ盤(マイク・ワットがベースで参加)。演奏は全て即興で、そこにスポークンワードが乗る
  1. Love and Theft (Bob Dylan)
    ・発売年: 2001年
    ・ジャンル: フォークロック
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生誕60周年、及びデビュー40周年ともなる43作目。ロックやブルース、フォークなどディランのルーツでもあるアメリカの様々な音楽を横断する
  1. You Are Free (Cat Power)
    ・発売年: 2002年
    ・ジャンル: インディーロック
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米国の女性SSWによる6作目。ニルヴァーナなどを手掛けたアダム・キャスパーに、エディ・ヴェダーやデイヴ・グロールも参加し、出世作となった
  1. Sometimes I Wish We Were an Eagle (Bill Callahan)
    ・発売年: 2009年
    ・ジャンル: カントリー
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「SMOG」として活躍していた米国の男性SSWが本名に改名して出した2作目。バンド編成でホルンやチェロなども取り入れ、より音に厚みを増した

スティーヴ・シェリーの愛聴盤 11枚

  1. Third/Sister Lovers (Big Star)
    ・発売年: 1978年
    ・ジャンル: パワーポップ
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「パワーポップの元祖」としてカルト的に再評価されるようになったバンドの3作目。お蔵入りとなっていた本作は、バンド解散後にリリースされた
  1. Moanin’ in the Moonlight (Howlin’ Wolf)
    ・発売年: 1959年
    ・ジャンル: シカゴブルース
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激しいうなり声としゃがれ声、荒れ狂うハーモニカで数々のロックミュージシャンに影響を与えたシカゴ・ブルースの巨人による1作目
  1. Sticky Fingers (The Rolling Stones)
    ・発売年: 1971年
    ・ジャンル: ハードロック
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自ら立ち上げたレーベルからの第一弾。アメリカ南部を志向したサウンドで、全英、全米共に1位を記録、バンドの最高傑作の一つとされている
  1. Heartattack and Vine (Tom Waits)
    発売年: 1980年
    ジャンル: SSW
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「アサイラム・レコード」から最後に出す7作目。ギターとオルガンが軸のシンプルなサウンドで、この後は映画音楽と関わり、前衛的な方向へと進む
  1. On the Beach (Neil Young)
    発売年: 1974年
    ジャンル: フォークロック
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前2作の成功の後にリリースされた5作目。バンドメンバーの死や彼女との別れなどを経て、ダウナーな内容となっている
  1. Clear Spot (Captain Beefheart and The Magic Band)
    発売年: 1972年
    ジャンル: ブルースロック
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怪作『トラウト・マスク・レプリカ』などでカルト的な人気を誇るバンドが商業的な成功を意識した7作目。キャッチ―な作風に反して売れなかった
  1. The Velvet Underground (The Velvet Underground)
    ・発売年: 1969年
    ・ジャンル: アートロック
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ダグ・ユールと入れ替わる形でジョン・ケイルが脱退して出た3作目。それまでの過激さ実験性が後退した本作では、抒情的な曲が立ち並ぶ
  1. Tender Prey (Nick Cave and The Bad Seeds)
    ・発売年: 1988年
    ・ジャンル: ポストパンク
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ニック・ケイヴがノイバウテンのメンバーらと組んだバンドの7作目。ニックが薬物中毒から脱却し、映画『ベルリン・天使の詩』に出演した時期に出た
  1. Songs of Leonard Cohen (Leonard Cohen)
    発売年: 1967年
    ジャンル: フォーク
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詩人/小説家として活躍していたカナダ人がフォークシンガーとしてデビュー。アコースティックギターによる穏やかな弾き語りとなっている
  1. Dinosaur (Dinosaur Jr.)
    発売年: 1985年
    ジャンル: オルタナティヴ
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J・マスシス率いるバンドの1作目。前身バンド「ディ-プ・ウ-ンド」のハードコア色が残っており、独自のサウンドが開花するのは次作から
  1. Meat Puppets II (Meat Puppets)
    ・発売年: 1984年
    ・ジャンル: オルタナティヴ
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アリゾナ州のバンドの2作目。ハードコアパンクの前作からカントリー色が増した本作は、カート・コバーンがライブで3曲をカバーしたことも有名

参考文献】FAR OUT(2022年10月)
https://faroutmagazine.co.uk/thurston-moore-sonic-youth-favourite-albums/
参考文献】Shortlist(2020年2月)
https://www.shortlist.com/news/thurston-moore-exclusive-interview-401921
参考文献】The Guardian(2017年4月)
https://www.theguardian.com/music/2017/apr/09/thurston-moore-sources-of-inspiration-sonic-youth
参考文献】The Skinny(2015年4月)
https://www.theskinny.co.uk/music/interviews/under-the-influence-thurston
参考文献】Spike Magazine(2000年6月)
https://spikemagazine.com/0600thurstonmoore/
参考文献】The Quietus(2017年11月)
https://thequietus.com/articles/23541-lee-ranaldo-sonic-youth-interview-bakers-dozen-favourite-albums-the-beatles-leonard-cohen-einsturzende-neubaten
参考文献】sonicyouth.com(2007年10月)
http://www.sonicyouth.com/gossip/showthread.php?t=16845
参考文献】The Phoenix(2009年11月)
https://thephoenix.com/BLOGS/onthedownload/archive/2009/11/25/video-lee-ranaldo-picks-his-favorite-albums-of-the-decade.aspx
参考文献】self-titled
https://www.self-titledmag.com/thurston-moore-feature-favorite-records/

愛聴盤のプレイリスト

ソニックユースのメンバーたちの「愛聴盤」から3曲ずつ入れたプレイリストとなっています。

「ソニックユース」メンバーのお気に入りの曲

ここでは、ソニックユースのメンバーがそれぞれ選ぶ「お気に入りの曲」をプレイリストとともに紹介します。

「ソニックユース」メンバーの
お気に入りの曲

  1. (サーストン・ムーアのお気に入りの曲)
    Man Ah Warrior (Tapper Zukie)
  2. Godspeed (Patti Smith)
  3. Orphans (Teenage Jesus & the Jerks)
  4. 3E (Mars)
  5. Public Image (Public Image LTD)
  6. Love Und Romance (The Slits)
  7. In Love (The Raincoats)
  8. Electricity (Captain Beefheart)
  9. Is It My Body? (Alice Cooper)
  10. Children of the Revolution (T. Rex)
  11. Blasé (Archie Shepp)
  12. Gloomy Sunday (Billie Holiday)
  13. Dive (Nirvana)
  14. In ‘N Out of Grace (Mudhoney)
  15. Little Fury Things (Dinosaur Jr.)
  16. Blues Run the Game (Jackson C. Frank)
  17. Too Many Creeps (Bush Tetras)
  18. Caught in My Eye (The Germs)
  19. Born to Anal (ボアダムス)
  20. Satellite of Love (Lou Reed)
  21. Hang On to Your Ego (The Beach Boys)
  22. Five Years (David Bowie)
  23. Equator (Sparks)
  24. Hong Kong Garden (Siouxsie & the Banshees)
  25. New Rose (The Damned)
  26. Gacy’s Place (The Mentally Ill)
  27. Out of Step (Minor Threat)
  28. I’ve Got To Run (Black Flag)
  29. Nic Fit (The Untouchables)
  30. Fight Em All (Iron Cross)
  31. It’s Time (The Faith)
  32. My Rules (Void)
  33. Nothing (Negative Approach)
  34. It’s About Time We Had a Change (Youth Brigade)
  35. Gonna Haveta Fight (State of Alert)
  36. Go Your Way (Anne Briggs)
  37. Crystal Liaison (The Fugs)
  38. Freedom (Jimi Hendrix)

    (キム・ゴードンのお気に入りの曲)
  39. Gut Of The Quantifier (The Fall)
  40. Suzanne (Nina Simone)
  41. Journey In Satchidananda (Alice Coltrane)
  42. Ann (The Stooges)
  43. Blonde Red Head (DNA)
  44. See You At the Movies (J Mascis)
  45. Your Hollows (Heron Oblivion)
  46. Work It (Missy Elliott)
  47. Shame (PJ Harvey)
  48. Hindsight (Gold Dime)
  49. Venus (Television)
  50. In A Strangeland (Talk Normal)
  51. Cortez The Killer (Neil Young & Crazy Horse)
  52. Le Goudron (Brigitte Fontaine)
  53. I Won’t Fall Apart On You Tonight (Eleanor Friedberger)
  54. Different Drum (Linda Ronstadt)
  55. Purple Rain (Stina Nordenstam)
  56. Save Me (Aimee Mann)
  57. N.Y State Of Mind (Nas)
  58. It Was A Pleasure Then (Nico)
  59. Something On Your Mind (Karen Dalton)
  60. When You Sleep (My Bloody Valentine)
  61. Laivat Saapuu (Islaja)
  62. Fade Into You (Mazzy Star)
  63. Straight Ahead (Abbey Lincoln)
  64. Bodak Yellow (Cardi B)
  65. Shake It (Charli XCX)
  66. You Thrill Me (Patty Waters)
  67. Roosevelt Island (Eleanor Friedberger)
  68. Steal Your Love (Lucinda Williams)
  69. Unfucktheworld (Angel Olsen)

お気に入りの曲のプレイリスト

参考文献】FAR OUT(2021年2月)
https://faroutmagazine.co.uk/sonic-youth-thurston-moore-favourite-song-playlist-hendrix-nirvana-beach-boys/
参考文献】BBC Radio 6(2020年4月)
https://www.bbc.co.uk/programmes/m000gvyt
参考文献】BrooklynVegan(2018年7月)
https://www.brooklynvegan.com/kim-gordon-on-five-of-her-favorite-breakup-songs/

終わりに

もし本記事について、何か「修正点」や「追加すべき情報」などございましたら、コメント欄で教えて頂けますと幸いです。

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